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家田陽介『時の記憶Ⅲ』~美濃和紙に描く風景と花鳥~30点の作品に感動!みょうがぼちを堪能!

家田陽介さんの個展「時の記憶Ⅲ」~美濃和紙に描く風景と花鳥~

今日は岐阜市のギャラリーいまじんで開催中の家田陽介さんの個展「時の記憶Ⅲ」に行ってきました。

家田さんは美濃市出身で、美濃和紙を染めて風景や花鳥を描く画家です。私は以前から家田さんの作品に魅了されていて、今回の個展も楽しみにしていました。

美濃和紙というのは、日本最古の和紙で、国連教育科学文化機関(ユネスコ)の無形文化遺産にも登録されているんです。その美濃和紙で作られた作品がどんなものなのか、見てみましょう。

ギャラリーに入ると、美濃和紙の独特の風合いと色彩が目に飛び込んできます。家田さんは自身で染色した美濃和紙を使って、時の流れや光の変化を表現しています。

作品には、美濃や岐阜県の風景が多く描かれています。家田さんは、自分の心に残った感動や記憶をもとに、風景を心象的に再構成しています。

そのため、見る人によって感じ方や想像力が異なるでしょう。家田さんの作品を見ていると、時間が止まったかのような静寂と、時間が流れることによる移ろいとが同時に存在することを感じます。

個展では、約30点の作品が展示されていますが、その中には美濃和紙のインスタレーションもあります。これは、美濃和紙を切り抜いて重ねたもので、奥の部屋に設置されています。

このインスタレーションは、光や影や空気の動きによって表情が変わります。私はしばらくこの部屋に立ち止まって、インスタレーションと対話するような感覚を味わいました。

作品の魅力

家田さんの作品は、美濃和紙の素朴な風合いと、色や形のコントラストがとても美しいです。作品には時計や地図などのモチーフが使われており、時間や場所というテーマが感じられます。作品を見ていると、美濃和紙が持つ歴史や文化、そして家田さんの想像力や感性が伝わってきます。

家田陽介さんの個展「時の記憶Ⅲ」の画像

伝統的なお菓子「みょうがぼち」で一休み

個展を見終わった後は、「みょうがぼち」で一休みしました。みょうがぼちというのは、そら豆と砂糖を練り合わせて作った餡を、みょうがの葉で包んだものです。みょうがの香りとそら豆の甘さが絶妙に合っています。
桜餅のようにみょうがの葉ごと食べるんですよ。

みょうがぼちは、昔から美濃地方で作られている伝統的なお菓子です。美濃和紙と同じく、時代を超えて受け継がれてきた文化ですね。家田陽介さんの作品と一緒に味わうと、より深く時の記憶に浸れます。

まとめ個展の情報

今回は、家田陽介さんの作品は、時の流れを感じさせて、とても感動しました。そのあとは、「みょうがぼち」で一休みしました。みょうがの香りとそら豆の甘さが絶妙でした。

家田さんの個展「時の記憶Ⅲ」は、岐阜市内にある ギャラリーいまじん で開催されています。期間は8月18日から8月23日までで、入場無料です。時間は11時から18時までですが、最終日は16時までです。興味のある方はぜひ足を運んでみてください。

以上、家田さんの美濃和紙の魅力と家田さんの作品に触れることができて、とても素敵な時間を過ごしました。家田さんの今後の活躍にも期待しています。

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