悠久の青 村居正之 ギリシャ文明の情感あふれる作品
悠久の青は、村居正之さんが1992年から制作している「ギリシャ・シリーズ」において、特に重要な色彩です。天然の岩絵具の中でも特に群青色に魅了され、独自の深みのある青色を表現し、その色づかいは「青い墨絵」と評されています。
村居正之さんは、日本画壇を代表する現代日本画家であり、日本芸術院会員、日展理事、大阪芸術大学教授、美術学科長を務めています。1947年に京都府で生まれ、京都市立日吉ヶ丘高等学校美術工芸コース日本画科を卒業後、池田遙邨に師事しました。
ギリシャ文明の遺跡や建築の情感あふれる作品の数々。悠久の時を越えて描かれた青い世界をご堪能ください。
悠久の青 ギリシャ・シリーズ
村居正之《月照》2016年
村居正之さんの「日照」が天皇陛下に与えた感動
また、村居さんは、2019年に「日照」で恩賜賞・日本芸術院賞を受賞しています。村居正之さんの作品は、天皇陛下もご覧になったことがあります。