いて座A*(SgrA*)―私たちの天の川銀河中心の超大質量ブラックホール撮影に成功 12日
撮影された私たちの天の川銀河中心の超大質量ブラックホール いて座A*(SgrA*)の最初の画像
いて座A* SgrA*—銀河の中心にあるブラックホールです。ブラックホールが直接画像化されたのはこれが2度目です。2019年に、近くの銀河の中心にあるM87と呼ばれる超大質量ブラックホールの最初のそのような画像のように、天文学者は人間の目には見えない電波観測を処理することによって画像を作成しました。待望の結果は、電波観測所のグローバルネットワークであるイベント・ホライズン・テレスコープ(EHT)によって2017年に収集されたデータから得られました。いて座A*は、地球の視線に沿って大まかに指している軸に沿って反時計回りに回転しているようです。
参考
- 天の川銀河中心のブラックホールの撮影に初めて成功 | 国立天文台(NAOJ)<
- 天の川銀河の巨大ブラックホール撮影 国際研究チーム、2例目 | 毎日新聞
- 巨大ブラックホールの輪郭撮影に成功 天の川銀河で初 | NHK
- 天の川銀河のブラックホール、撮影に成功 日本などの国際研究チーム:朝日新聞デジタル
- 【プレスリリース】天の川銀河中心のブラックホールの撮影に初めて成功 | ICRR | Institute for Cosmic Ray Research University of Toky
- Behold, the Black Hole at the Center of Our Galaxy - The Atlantic
2019年 EHT 史上初ブラックホール撮影に成功 20日名古屋大特別講演へ
世界中の電波望遠鏡をつなげてひとつの地球規模の超巨大電波望遠鏡として観測を行う イベント・ホライズン・テレスコープ EHT において、ブラックホール撮影に成功 したとのことで、2019年4月20日の名古屋大学での一般向けの特別講演へいきました。
特別講演会「世界初、ブラックホールの画像撮影に成功」 | 福井 康雄 名古屋大学大学院名誉教授
福井康雄 名古屋大学大学院名誉教授
福井 康雄とは
福井 康雄(ふくい やすお、1951年9月29日 - )は、日本の天文学者。名古屋大学大学院教授。専門は電波天文学。大阪府大阪市出身
ブラックホール撮影に成功したイベント・ホライズン・テレスコープについて福井康雄 名古屋大学大学院名誉教授の講演を聞きました。
イベント・ホライズン・テレスコープとは?
イベント・ホライズン・テレスコープ(Event Horizon Telescope)は、地球上にある電波望遠鏡を超長基線電波干渉法(VLBI)を用いて結合させ、銀河の中心にある巨大ブラックホールの姿を捉えるプロジェクトである。直訳で事象の地平線望遠鏡とも表記される
M87銀河中心部から右方向にジェット
中心部から右方向にジェットが吹き出ている。
M87銀河とは?
M 87(NGC 4486、おとめ座A)は、おとめ座の方向にある楕円銀河である。おとめ座銀河団の中核をなす質量中心の1つであり、中心に太陽質量 (M☉) の65億倍もの質量を持つ超大質量ブラックホール (Super Massive Black Hole, SMBH) があることで知られる。
ケイティ・バウマンKATIE BOUMAN
ケイティ・バウマン(Katie Bouman、本名キャサリン・ルイーズ・バウマン、Katherine Louise Bouman、発音[ˈbaʊmən]、1989~1990年生)はアメリカのコンピュータ科学者であり、CGIを専門としている。CHIRP (Continuous High-resolution Image Reconstruction using Patch priors) として知られているブラックホールの画像を造るためのアルゴリズム開発を主導し、ブラックホールの画像を初めてとらえることに成功したイベントホライズンテレスコープチームの一員であった[3][4]。
2019年6月、バウマンはカリフォルニア工科大学において計算数理科学の助教に就任した
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