フランス海軍哨戒フリゲートプレリアルF-731 海上自衛隊横須賀基地

フランス海軍哨戒フリゲート艦プレリアル見学

先日22日、海上自衛隊横須賀総監部でフランス海軍の哨戒フリゲート艦プレリアルを見学する機会がありました。

この艦は、フロレアル級フリゲートの2番艦で、1992年に就役しました。

この艦は、フランスの海外領土や経済水域を守るために活動している艦で、太平洋地域では主にフランス領ポリネシアやニューカレドニアなどを拠点にしています。

フランス海軍の哨戒フリゲート「プレリアル」は、2023年4月21日に海上自衛隊横須賀基地に親善寄港しました。

主な任務は、フランスの海外領土や経済水域の警備です。南太平洋に配備されているため、中南米や東アジアなどの多くの国々を訪問しています。

2023年4月には、台湾海峡を航行し、日仏共同訓練に参加しました。

この艦は、100mm砲や対艦ミサイルなどの兵装を備えており、AS 565 パンテルというヘリコプターも搭載しています。この艦は、フランスの海洋における存在感を示すとともに、国際社会との協力を深めるために活動しています。

今回は、日本とフランスの海軍交流の一環として、横須賀に寄港しました。

艦は全長93.5メートル、排水量2,600トンで、最大速度は20ノットです。武器としては、76ミリ砲やエグゾセ対艦ミサイル、ミストラル対空ミサイルなどを装備しています。

また、ヘリコプターの運用能力もあります。

乗組員は約90名で、うち女性は10名ほどです。

艦内では、艦橋や作戦室、機関室などを見せてもらいました。艦橋では、航海や通信などの各種装置が整備されている様子を見ました。作戦室では、レーダーやソナーなどの情報を集約し、戦闘や救難などの任務を指揮する仕組みを見ました。機関室では、ディーゼルエンジンや発電機などの動力源が配置されている様子を見ました。

海上自衛隊横須賀地方総監部

海上自衛隊横須賀地方総督部とは、海上自衛隊の組織の一つで、横須賀基地を管理する部隊である。
海上自衛隊横須賀地方総督部の任務は、横須賀基地の施設や設備の維持管理、基地内の治安維持、基地を利用する部隊や艦艇の支援、災害対策などである。
海上自衛隊横須賀地方総督部は、約1,500人の自衛官と約1,000人の文民職員で構成されている。
海上自衛隊横須賀地方総督部は、1946年に米海軍横須賀基地司令部として発足し、1954年に日本政府に返還された後、海上自衛隊横須賀地方総督部となった。現在、海上自衛隊横須賀地方総督部は、日米同盟の一翼を担う重要な基地として、日米両国の艦艇や航空機が出入りする活発な活動拠点となっている。

フランス海軍の哨戒フリゲート・プレリアルは、4月22日に海上自衛隊横須賀基地で一般公開された。私はこの機会を逃さずに見学に行ってきた。

船内は写真撮影ができるところとできないところがあって、注意しなければならなかった。動画撮影は基本的に禁止されていた。
特にブリッジは厳重に管理されていて、入ることもはできたが、撮影できなかった。ブリッジからは海を一望できて、とても素晴らしい景色だった。

プレリアルはフランスの哨戒フリゲート艦の2番艦で、様々な任務に対応できるように設計されている。船員たちはみな親切で、質問にも丁寧に答えてくれた。
私はフランス海軍の技術力と人間力に感心したし、日仏の友好関係にも期待した。

フランス国旗

プレリアルは、日本とフランスの友好関係を象徴する艦だと思います。今後も両国の海軍交流が続くことを期待しています。

プレリアルの紋章フランス革命の牧草月

ヘリ AS 565 パンテル

また、プレリアルにはヘリコプターが艦載されており、パンテルというヘリコプターを見ることができました。

フランスのAS 565 パンテルは、フランスのエアバス・ヘリコプターズ社が開発した軽量多目的ヘリコプターです。このヘリコプターは、対潜哨戒、対艦攻撃、救難、輸送などの任務に使用されています。パンテルは、AS 365 ドーフィンの改良型であり、より強力なエンジンとローターを備えています。また、パンテルは、フランス海軍やフランス陸軍などで運用されています¹²。

ヘリコプター「AS 565 パンテル」と榊原平

海上自衛隊ミサイル護衛艦あたご (DDG-177)

見学では、艦長や乗組員の方々から、艦の構造や装備、任務内容などについて詳しく説明していただきました。

また、この室は、必要に応じて会議室や食堂などにも変えられるそうです。プレリアルは、海上での多様な任務に対応できる高い能力と柔軟性を持った艦だと感じました。

プレリアルの見学は、フランスと日本との友好関係を深める貴重な機会でした。
フランス海軍は、日本と同じく自由で開かれたインド太平洋を重視しており、共通の価値観や利益を持っています。今後も、両国の海上防衛協力をさらに強化していくことが望まれます。プレリアルの艦長や乗組員の方々には、温かい歓迎と親切なご案内に感謝します。

フランス海軍哨戒フリゲート プレリアルとは

プレリアルは、フランス海軍の最新鋭の哨戒艦で、太平洋地域での任務に従事しています。
プレリアルは、全長93.5メートル、排水量2,600トンで、最大速度は20ノットです。
艦内には、76ミリ砲やエグゾセ対艦ミサイル、ミストラル対空ミサイルなどの武装が備えられています。
また、艦尾には、ヘリコプターの発着甲板と格納庫があり、ダウフィン型やパンテール型などのヘリコプターを搭載できます。

プレリアル（フランス語：Prairial, F-731）は、フランス海軍のフロレアル級フリゲート2番艦。艦名はフランス革命暦の牧草月に由来する。

https://www.institutfrancais.jp/yokohama/agenda/prairial/

榊原平 / Taira Sakakibaraのブログ

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