9月18日(日) わらび座ミュージカル「いつだって青空~ブルマー先生の夢」愛知県安城公演
わらび座ミュージカル
いつだって
青空
~ブルマー先生の夢
9月18日(日)安城公演
わらび座 の2022年の安城公演のフライヤーが送られてきました。2022年はミュージカル「いつだって青空 〜ブルマー先生の夢」です。
☁︎ ものがたり ☁︎
明治36年、3年間のアメリカ留学を終えた阿くりは、東京高等女子師範学校の教授となった。 「女子体育を教える女性の教師」を育成すべく、スウェーデン体操、ダンス、バスケットボール等、当時の日本ではまだ未知のスポーツを学生たちに教え、世間から注目をあびていた。
井口 阿くりとは?! ☁︎
明治3年、秋田市南通亀ノ町に生まれる。
現在のお茶の水女子大学を卒業後、アメリカへ留学し、当時の世界最先端の女子体育教育を学ぶ。
その後、日本で " 女性もスポーツをする "という新しい常識をつくるために尽力した人物。
進藤孝三編著『 −日本女子体育の母− 井口阿くり女史』(温故館 | 1986年)では、「日本的傑物、否不世出の大教育家」と評されている。
❀ 作者メッセージ | 高橋 知伽江(「アナと雪の女王」訳詞|ミュージカル「生きる」脚本・歌詞 )
「日本女子体育の母」と呼ばれる秋田出身の井口阿くりさんは、明治32年に文部省に選ばれてアメリカに留学し、スウェーデン体操を日本に広めたスーパーエリート・スポーツウーマン。そして、体操服のブルマーを初めて日本に紹介した人でもあります。阿くりさんが夢見たのは、スポーツの力で日本の女性たちに自信をもってもらうこと、女性も生き生きと暮らせる社会の実現でした。「女性はなよやかにして雄々しからず」と言われていた時代に、逆風の中でも前向きに道を切り拓いていった阿くりさんの笑顔は輝く太陽のようです。東京オリンピックを1年後に控えた今年、スポーツの意味を問い、その力を信じた阿くりさんの活躍がミュージカルになること、心からうれしく思っています。
劇場からの帰り道、皆様の心に青空が広がりますように!
☁︎ キャスト ☁︎
井口 阿くり ⁄ 鈴木 潤子
松橋 倫太郎 ほか ⁄ 三重野 葵
進藤 孝三 ほか ⁄ 渡辺 哲
松橋 ベニ ほか ⁄ 久保田 美宥
林田 ルリ ほか ⁄ 冨樫 美羽
森園 コン ほか ⁄ 佐藤 千明
楠見 ミドリ ほか ⁄ 平野 つくし
☁︎ スタッフ ☁︎
脚本・作詞/ 高橋 知伽江
東京外国語大学ロシア語学科卒。劇団四季の勤務を経て、フリーランスでミュージカル台本の執筆、翻訳、訳詞を手がける。
2013年4月~2017年3月、水戸芸術館演劇部門芸術監督。
第4回 小田島雄志・翻訳戯曲賞受賞(ノエル・カワード作『出番を待ちながら』、『秘密はうたう』)。
第23回読売演劇大賞優秀スタッフ賞受賞(劇団四季『アラジン』訳詞)。
主な執筆脚本:『鶴姫伝説』、『誓いのコイン』(以上、坊っちゃん劇場)、『手紙』(東野圭吾原作)、『夜のピクニック』、『生きる』(黒澤明監督の同名映画脚色)、『バケモノの子』(劇団四季)。
最近の翻訳:『アラジン』『ノートルダムの鐘』『パリのアメリカ人』(以上、劇団四季)、『GHOST』、『アリージャンス〜忠誠』他 。その他、ディズニー映画の訳詞も手がけている。『アナと雪の女王』、実写版『美女と野獣』、『塔の上のラプンツェル』『魔法にかけられて』など多数。
演出/ 栗城 宏
1961年福島県出身。北海道大学卒業。 1986年劇団わらび座に入座。8年間役者として舞台で活動した後、劇団の文芸班に所属し、わらび座内外の多くの作・演出を手がける。わらび座作品では日本の有数の演出家(中村哮夫、栗山民也、ジェームス三木、大関弘政)に師事。
2007年文化庁新進芸術家海外留学研修で、ニューヨーク、アッシュランドにて学ぶ。
2014年、「第29回国民文化祭・秋田2014」の開会式・オープニングフェスティバルの脚本演出を手がける。同年、演劇部門で秋田県芸術選奨を受賞。
〈代表作〉ミュージカル「小野小町」演出 (脚本/内館牧子)、「鶴姫伝説」演出 (脚本/高橋知伽江)、ミュージカル「セロ弾きのゴーシュ」脚本・演出、「誓いのコイン」演出 (脚本/高橋知伽江)、 ミュージカル「北前ザンブリコ」演出、(脚本/中島淳彦)、 ミュージカル「松浦武四郎 カイ・大地との約束 」 脚本・演出。ミュージカル「空!空!!空!!!」演出。
- 作曲 / 飯島 優
- 編曲 / 沼井 雅之
- 振付 / 新海 絵理子
- 美術 / 高橋 知佐
- 照明 / 日下 由香
- 音響 / 佐藤 亜希子
- 衣装 / 市橋 幸恵
- 小道具 / 平野 忍
- ヘアメイク / 馮 啓孝
- 演出・振付助手 / 丸山 有子
- 音楽助手 / 紫竹 ゆうこ
- 舞台監督 / 仁 しづか
2022 年 9月18日( 日 )
開演 13:30 (開場13:00 終演 15:00)
[会場]安城市民会館大ホール
料金 S席 4,500円 A席 4,000円 小中高校生 2,500円 (A席のみ))
当日券 500円増
呼びかけ人
坂田成夫・細井久子・加藤美知子・田中常和・舩尾恭代・北村新子・杉浦彦展・藤野千秋 ・太田安彦・ 小出人巳浅井正枝 ・ 矢田良一・野村幸示・畔柳良宏・石川孝文・榊原平・神谷由美子・柴田美由紀・新海誠子 神谷良美・尾島輝雄・後藤喜代子・杉浦武雄・小島祥次・赤尾時子・古浜利恵子・寺田 覺・大見博明・鶴田香乃・国見佳代子・田中広子・稲垣隆司・岡田公夫・鈴木裕太・村松愛子・植田将平・岡崎次余
◎ご来場のお客様の安全・健康を最優先に考え感染防止対策を徹底したうえで上演させていただぎます。
主催: 2022年度安城わらび座をみる会・わらび座
後援: 安城市・安城市教育委員会 豊安工業株式会社 安城まちづり市民会議 安城ライオンズクラブ・安城南ライオンズクラブ 安城ロータリークラブ ・ 三河安城 ロータリークラブ
問い合わせ 実行委員長 坂田成夫 090-7675-6618
わらび座名古屋営業所 090-3255
苦境劇団「わらび座」 営業担当・東区の岡崎さん 82歳が支える復活劇
「演劇は時代を映す鏡。不安の多い今、舞台だからこそ伝えられるものがあると信じている」。秋田県を本拠地とした創立七十一年の劇団わらび座で、東海・関西地方の営業を担当する岡崎次余(つぐよ)さん(82)=名古屋市東区。新型コロナウイルス禍による経営難から再出発を目指す劇団を裏方として支える。
四方さつき
参考
- ミュージカル「いつだって青空〜ブルマー先生の夢〜」
- 苦境の劇団わらび座「応援を」 愛知・安城で北斎ミュージカル:朝日新聞デジタル
- わらび座『どん底からの再生プロジェクト』クラウドファンディング成功のご報告と御礼|一般社団法人わらび座のプレスリリース
- 民事再生手続き中の劇団わらび座 3年ぶりの東京公演が実現!ミュージカル「いつだって青空 ~ブルマー先生の夢~」5月18日、19日有楽町オルタナティブシアターにて公演|一般社団法人わらび座のプレスリリース